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Vol.５１　雑誌の若者離れが顕著に…（前編）

こんにちわ、長谷川時雨です。
前回まで「sweet」のお話をさせて頂きましたが、今回も雑誌のお話です。

つい先日、「週刊ヤングサンデー」（小学館）が７月末で休刊されるというニュースがありました。
「クロサギ」「海猿」などを輩出した漫画好きには有名な雑誌だけにちょっと驚きがあります。
出版科学研究所（注１）によると2007年の雑誌休廃刊点数は218点で過去最高とのこと。

雑誌業界に取り巻く状況は一層厳しさを増しているようですが、
裏付けるようなアンケートを実施しているサイト（注２）がありました。

アンケート結果によると「なぜこの１年で雑誌を買うことを止めたのか」という理由が

・「金銭的に余裕がなくなった」
・「読む時間がない」
・「内容がつまらない」

が上位になり、漫画は雑誌ではなく、コミックで読む傾向が増えているとのことです。
そして当メルマガ的に気になるポイントが「この1年間で買うことの減った
雑誌のジャンル」なんとファッション雑誌が１位で、
一般週刊誌、パソコン誌、マンガ・コミック誌と続いてます。

なぜ雑誌を買わなくなったのでしょうか？

「雑誌の代わりにあなたはどのような手段で同じ分野の情報を得るようになりましたか？」の項では
やはりと言うべきか、インターネットが他を突き放して１位です。

ここで気になるのは「インターネットで情報を得るからファッション雑誌を買わなくなった」という事。
結果だけ見たらファッション雑誌とインターネットに相関性があるのか？ということです。

というわけで、次回は雑誌とインターネットの関係などについて、
もう少し掘り下げてお話したいと思います。

注１：出版科学研究所＝社団法人全国出版協会という業界団体が運営を行っている。
全国出版協会の実践機関として出版に関する調査研究を行っている。
主な活動内容は「出版指標年報」等の刊行物の発行や出版セミナーの開催。　
http://www.ajpea.or.jp/

注２：http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0807/07/news098.html
アイティメディアの中の一記事から。

それではまた来月！

FROM：長谷川時雨（ハセガワシグレ）

heavenlyの色彩＆ファッショントークマガジン　vol.43／2008年07月16日掲載

Vol.５２

FROM：長谷川時雨（ハセガワシグレ）

heavenlyの色彩＆ファッショントークマガジン　vol.44／2008年08月18日掲載

Vol.５３

FROM：長谷川時雨（ハセガワシグレ）

heavenlyの色彩＆ファッショントークマガジン　vol.45／2008年09月16日掲載

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